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脳は宇宙

脳は宇宙です。脳は謎だらけです。脳はその分だけ魅力に溢れかえっている、脳はその分だけ可能性に満ち溢れている。自分の中にありながら全くの無知。無知の知。未知への好奇心・探求が止まらない、その分だけ多くの道を与えてくれる。

脳は約1,000億もの神経細胞から成り立っており、それぞれの神経細胞が他の10,000もの神経細胞とシナプスという結びつきを形成し、シナプスの総数は1,000慶にも及びます。1,000慶と言われても想像が難しいように思いますが、太陽系の属する銀河系の星の総数が2,000億個と言われていることを考えるとシナプス数が如何に天文学的な数字であるかがお分かり頂けるでしょうか。さらに、その1,000慶ものシナプスたちの成長・生成・消失、活性されるタイミングなどを考慮すると、その機能の可能性たるや無限大です。

そんな天文をこの小さな頭蓋骨内に納めてしまっている。自分の行動・思考・感情・認知・信念を司り、自己を形成する脳。そんな脳を我々はどれだけ知っているのでしょうか。脳を知れば知るほど我々の脳の無知さ、自己への無知さを痛感させられます。無知の知。

しかし裏を返せば、無数に新たな知が生み出されるということです。事実、ほぼ毎日世界のどこかで脳に関する新たな見識が発表されています。脳を知ることは自己を知る一助になるかもしれません。

もちろん、脳を知る必要なんてないかもしれません、自己を知る必要もないかもしれません。それは人それぞれが形成してきた脳の多様性がそのような多様な意思決定に導くのですから、その多様性は受容しなくてはなりません。

ただ、新たな知、新たな脳の知、新たな自己の知、はきっと無数の新たな選択肢と可能性を提示してくれるでしょう。無数な知からどの知を選択し実行していくか、その組合せも無数ですね。

脳は宇宙です。宇宙が脳なのかもですね。

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