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DAncing Einstein Passion

心の火種

ヒトの幸せとはなんだろう?ヒトの幸せのために必要な成長とはなんだろう?そのために必要な学びはなんだろう?きっと唯一解なんてない。

ヒト一人ひとり異なるDNAをもって生まれ、異なった環境に育ち、異なった学びを得て、異なった脳を形成し、異なった幸せを感じるようになっているから。でもきっと、幸せになりたくないヒトなんていないはず。誰からも幸せになって欲しくないと思われているヒトなんていないはず。幸せはヒトの体内から生み出される誰もが無料で手に入れることができるもの。

でもその幸せは自分の体内に在りながら、その幸せを引き出せているヒトはどれだけいるのだろう?幸せは自分の体内にある。だから、自分の在り方できっと幸せを引き寄せることはできる。もちろん、自分の体外の環境も影響するだろう。でも、その環境をどう受け止めるのかも自分の在り方次第でもある。

もちろん、環境によっては本当に幸せを感じるのはとてもとても難しいだろう。でも、どんな苦境に立たされても異常な輝きを放ちヒトを魅了し、幸せを感じることのできるヒトがいる。ヒトはこれを才能という言葉で片付けようとする。これは自分が出来ないことへの単なる言い訳でしかない。

もちろん、DNAレベルでの影響もゼロではない。間違いなく影響がある。しかし、遺伝子がどうであれ、環境とヒトの学びによって、遺伝子の発現パターンは変わるし、脳神経細胞同士の配線は変わり、ヒトは変化する。
きっとこれが成長なのだろう。ヒトの幸せの感じ方は才能だけでは語られない。どんな苦境に立っても幸せを感じる事のできるヒト、そのヒトのそんな脳力は、そのヒトが何らかの環境で育ち、様々な経験を経て何らかの学びを得て、何らかの遺伝子発現パターンや脳神経細胞の配線が形成され、そのヒトの体内に幸せを流布させるのだろう。

ヒトの幸せとはなんだろう?ヒトの幸せのために必要な成長とはなんだろう?そのために必要な学びはなんだろう?きっと唯一解なんてない。

でも、きっとヒトの体内で起こるこの幸せは、幸せになる脳力を得たヒトに、何らかのヒントが隠されているのではないか。そんな脳の在り方、いや心の在り方とはどんなものだろう?そしてそれはどのように学び、育むことができるのだろう?

昨今、成長というと、いい学校に入り、いい会社に就職すること、そんなことが成長と錯覚されている気がする。もちろん、文字通りの勉強による学びも大切だ。でも、本当はその勉強にも大切な心の成長に、もっと目を向けてもいいのではないか?

そして、今はその心の成長に向けるのにいい時期だ。なぜなら、科学技術の発展に伴い、様々な脳機能を可視化するデバイスが開発され始めたのだから。

心を、心の力を科学する。

脳を細胞・分子レベルで捉える神経科学を用いて科学する。何だか触れてはいけない領域にも感じるかもしれないが、きっとその知はヒト一人ひとりを幸せにするヒントが隠されているに違いない。そう信じて、深遠ではあるがヒトの心と心の力を可視化し、育んでいくための冒険に出るのである。

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