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親子でプロデュースする夏の思い出

 

2022年6月29日

 こんにちは、青砥美穂です。

 早くも多くの地域で梅雨が明けて、暑い日が続いていますね。突然訪れた夏に驚かれている方、ワクワクされている方いらっしゃることと思います。
 

 みなさんは幼い頃、どんな夏を過ごされていましたか?またどんな素敵な思い出がありますか?
 私は、幼い頃、母の里帰りでまるまる1ヶ月住んでいた新潟を離れ長崎で過ごしていました。それなので、子ども時代の夏といえば、おばあちゃんに会える母の嬉しそうな顔、長崎までの長い長い電車での移動、いとこたちとプール、海、花火、お墓参りなどをして過ごしたことなどを思い出します。

 みなさんのお子さんは、大人になったとき、どんな素敵な夏の思い出をもって大人になるのでしょうね。
 

 今日はそんな夏休みのお楽しみづくりに関して「親子でプロデュースする夏の思い出」というタイトルでやってみたら素敵かもしれない4つのSTEPを共有させていただきたいと思います。 一緒に親子で今年の楽しい夏をプロデュースしてみませんか。

 

① お互いの楽しめるプランにお互いの楽しみをとことんプラスする

 これは、プリスクールでお仕事をしていたときに子どもに大人気だったパパに教えてもらって以来私も生徒たちや子どもとのイベントに意識的にトライしていることなのですが、「子どもと遊んだり旅行したり何かイベントをするときは自分もとことん楽しむようにする」ということをしています。 

 どうしても思い出づくりやイベントとなると子ども中心になってしまったり、大人と子供を切り離して考えがちかもしれません。そこをできるだけお互いの楽しみを盛り込んだプランにして、そこにさらにお互いの楽しみをどんどん盛り込んでみています。

 お互いの好きなことや興味をかけあわせたイベントも良いかもしれませんし、どちらかの興味のイベントにもう片方の楽しみをプラスしていくということでも良いと思います。

 例えば、虫とりが好きな子どもとキャンプが好きな自分とで虫とりキャンプをしてみる、遊園地に行きたい子どもとのお出かけに、自分の行きたいカフェや日帰り温泉をくっつけるなど。 

 また、そのお楽しみを考えるときに、以前「自分だけの心理的安全ノート」のブログでご紹介した以下の3つのカテゴリーもまた使えるかもしれません。

1)リラックス、リフレッシュ、ホッとできるもの、こと(セロトニン)

2)面白いもの、楽しいこと、趣味、没頭できるもの、こと(ベータエンドルフィン、ドーパミン) 

3)愛しているもの、大好きなこと、ケアしてくれるもの、こと(オキシトシン)

  ※かっこの中は神経伝達物質 
 

 どんなお楽しみをプラスできそうですか?ささやかなハッピーをたくさんプラスしていくのは、私個人はとてもワクワクします。

 こうしてみんなが楽しめることをどんどん盛り込んでいくことで、楽しいイベントがさらに楽しくなる上、万一子どもが楽しまなかったとしても「せっかく〜〜してあげたのに。。」というような気持ちになったりそんな言葉を子どもに言わなくて済む、何より自分が楽しんでいれば子どもも楽しむ可能性が高い!とその人気者のパパが話してくださったのを今でもよく覚えています。
 

② 楽しみにすることを楽しむ (イベント前) 

 イベントが決まって自分のお楽しみをとことんプラスすると、そのイベントがさらに楽しみになりますよね。それをとことん楽しみにする時間を持ってみてはいかがでしょう。

 クリスマスのアドベントカレンダーのようにカウントダウンカレンダーをつくってみたり、いく先の写真や計画表をつくってながめたり、それをしながらまたプランを足したり引いたりなど。

 旅行や遠足は、行くのを楽しみにしているときが一番楽しい!と言う人もいるくらいですよね。そのお楽しみを意識的にみんなで一緒に存分に味わってみる時間は本当に幸せですよね。

③ そのイベントを思いっきり楽しむ(イベント中)

 楽しいイベントが始まったら、その楽しいイベントを「意識して」楽しむということをやってみてはいかがでしょう。何気なく過ごすのと、意識的に楽しもうとするのでは、捉え方も行動も結果も変わってくるかもしれません。

 そして、イベントにつきものなのがハプニング。そのハプニングさえ楽しめたら、さらに記憶に残る楽しい夏になるかもしれません。たとえば、交通機関の遅れ、渋滞など。イライラする代わりに、「このハプニングをどう楽しもうか」ともし考えることができたならお得かもしれません(笑)私もこの考えを知ってからは、ハプニングはできるだけ楽しむと心がけて(できないこともたくさんありますが笑)、電車に乗り遅れたときに、これはきっとプレゼントタイムかもしれないし楽しい思い出になるかもしれないなあとカフェでゆっくりコーヒーを味わえたときは、そんな自分に嬉しくなりました。状況をリフレームするという素敵なスキルにも繋がっていきそうです。

④ 記録で記憶に残し、振り返って楽しむ(イベント後) 

 最後に、イベントが終わって帰ってきてから再び振り返りの時間をみんなで持ってみるのは、楽しかった思い出がさらに素敵になるかしれません。写真を見返したり整理したり、感想を述べあったり、日記をつけたりなど、それらを記録に残し、さらに何度もその記憶を濃いものにしていくのです。

 そしてそれは楽しかったことを思い出してもう一度幸せな気分に浸れるだけでなく、みんなの楽しかったポイントをきくことでさらに楽しかった時間に色どりをくわえてくれるかもしれません。

 私も、夏休みの家族旅行でこの4ステップをやってみたいと今から楽しみにしているところです。

 みなさんの中にはもしかしたらすでにこの中のことをされていたり他の素敵なアイデアをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

 ぜひ、2022年夏、みなさんの素敵な思い出や工夫をあおとのぉとかこのブログのコメントで共有していただらとっても嬉しいです。

お読みいただきありがとうございました。

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