ある男子高校生 Tくん が突然言いました。
「いやあ、休み方って重要ですね〜!」
休み方?
なぜ急にそんなことを言うのかきいてみると、
休みの後、休んだはずなのに、全然休んだ気がしなかったり、むしろ疲れていたりすることが多い
とのことでした。
そして「だいたいそういうときは、無計画にスマホのネガティブニュース、youtube、ゲームなどの沼に長時間ハマっています!(笑)」 と話してくれました。
ドキンとした方いらっしゃいますか?
意図せず受け身で流されたままお休みの日を過ごしていると、せっかくの「休み」が知らぬ間に終わってしまったり、なんだかさらに疲れたりしてしまうというのは大人だけではないようですね。
どこにも出かけず、何も予定を入れず、ゆっくりしていたはずなのに疲れている
のんびりリフレッシュしようと素敵な場所にいったのに、全然そこを満喫できなかった
そんな経験ありませんか?
そんなときは、Tくんも話してくれていた通り
スマホでネガティブなニュースをみ続けていたり、惰性でゲームやyoutube、netflixをみていたり
素敵な場所にいるのに、これまたスマホをみていたり、わざわざ最近あったイヤなことを思い出したり、未来の心配事をしたり
など していませんか?(はい、私も身に覚えがあります(笑))
ということで、彼と「どんなふうに休んだら良いお休みになるんだろう?」と話し合いました。
●能動的に休み、能動的に楽しむ
休みは、ただ受動的に過ごしていてはもったいないどころか休めない可能性が大いにある。気合をいれ、能動的に過ごしたい! そう話してくれたTくん。
また、休みの日にやりたいことは大きくは2つあるということも指摘してくれました。
1 体や心を休めること
2 楽しむこと
みなさんはいかがですか?他にどんなことがありそうでしょうか。
私たちはこの2つに能動的に取り組みたい、つまり、能動的に休み、能動的に楽しむ ということをしたいよね、ということで、そのために大切そうなことも話し合いました。
・どう休みたいのか、どう楽しみたいのかをある程度具体的に決めること
・決めたことをやっているときは「今」「ここ」のお休みや楽しみにフォーカスすること
それらができたら、能動的に休め、能動的に楽しめ、良い休日を過ごせそうだなあと考えました。
それなので、スマホでゲームやYouTubeをみることも全てダメということではなく、惰性じゃなく時間を決めて「楽しむ」ことにしたらまた変わってきそうですよね。
そして 「今」「ここ」で「自分」がしていることにフォーカスすることは、まさにマインドフルネスですね!
また、これをうまくいかせるためには、
やらないことを決めるということもまた重要そうだ!
とTくん。
彼はとにかく むやみやたらとスマホをみない!可能なら目的がないときはスマホを持たない! ということを何度も言っていました。
少し不便に感じるかもしれませんが、デジタルデトックスをかねてそんな時間をもってみるのもとても有効そうですよね!昔はテレビをだらだらみる癖があっても外に出てしまえばそこから抜け出せたのが、今はスマホをどこにでも持ち運ぶことができますものね。
また、スマホに限らず、人の悩みの多くを占める過去の後悔やイヤな思い、未来の心配事もどこにでも持ち歩き可能です(笑
こういうものは、先に紙に書き出してあとでゆっくり考える時間を持つと決め、お休みやお楽しみの間は考えない、とするのも良いかもしれないという案を話し合いました。
Tくんは、能動的に休み、能動的に楽しむ!と決めて以来、あらかじめそのための決め事をしているときは良い休みを過ごせるようになってきたと話してくれました。
やはり何事も習慣化されるまでは、きちんと準備をしたり意識的に繰り返したりしなくてはいけませんね。
私も、せっかくの「お休み」を有意義に過ごしてさらに自分の生活を豊かにしていけるよう、意識的に休む、楽しむに取り組んでいるところです。
みなさんはいかがですか。
能動的に休んだり、楽しんだりするおすすめな方法や他のお休みのアイデアがあればぜひ教えてください!